暴露療法に関する研究

ガラスの床を利用した仮想高所環境における暴露状態制御システムの開発

様々な研究でVRETの治療効果は実証されているが、恐怖を増幅させる要素に焦点を当てた評価に関する議論は不十分である。本研究は高所恐怖症を対象とし、効果的な恐怖刺激要素の発見を目指す。そこでガラス床を用いた仮想高所環境内での暴露状態制御システムを提案する。本システムは恐怖刺激要素を「足場の高さ」「足場の透明性」「ガラスの割れる音」の3要因に絞り込み、条件を設定して提示した。参加者の心拍数、主観的恐怖度、瞬目回数、足場への注視秒数を評価した結果、生体反応の変化は最小限であり、最も高い位置のガラス足場上で主観的恐怖レベルが最高値を示した。

業績

SICEの業績

高村莉玖,戸塚圭亮,坂口正道: ガラスの床を利用したVR高所における暴露状態制御システムの開発,第26回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会,3D4-01,広島,2025/12.