捕球・投球に関する研究
不良な動作に着目した投球訓練システムの開発
投球動作において、不良な動作を行ってしまうと怪我のリスクが生ずる。初学者における投球動作の習得を支援するために、本研究ではVR上での投球動作をMediapipeで分析、フィードバックを返すシステムを実装した。投球動作の不良姿勢として、体の開き、肘下がり、手投げ角度を定義して評価した。フィードバックとしてMediapipeに基づく骨格モデルの該当骨格部を着色し、良好なら緑、不良なら赤とした。結果として、システムによって視覚的フィードバックのもと訓練することで短期的な習熟が見込めたが、手投げに関しては改善傾向が見られない場合もあった。
関連文献
山口雄大, 坂口正道: 音声指示を用いたVRフライボール捕球訓練システムの開発, ロボティクス・メカトロニクス講演会2023, 1A2-E22, 2023

音声指示を用いたVRフライボール捕球訓練システムの開発
野球未経験者にとって外野フライ捕球は落下地点を予測し, 捕球地点に素早く入ることが難しいです.そこで私たちは, 外野フライ捕球を捕球地点への移動とグローブによるキャッチに分けて考え,捕球地点への移動(捕球動作)を鍛えることで捕球技術が向上するのではないかと考えました.一般にVRは視覚情報提示に注目されますが, 人の見ているところによらない音声による提示が最も捕球動作に効果があると考えました.そこで本研究は, 音声指示を用いた捕球訓練システムの開発を行う上で音声指示がフライ捕球動作に与える効果と独自に設定した複数の音声指示の中で最も適切な音声指示を検討しました. 音声指示は捕球動作に効果がありました.経験者にとって前後情報の指示が最も効果があり, 未経験者にとって情報量の多い指示が最も効果があることがわかりました.経験度によって音声指示の方法を変えることが効果的なトレーニングにつながると考えられます.首に負担の少ないVRの装着方法やVR使用中に周囲環境を把握する安全な使用方法を提案しました.
関連文献
山口雄大, 坂口正道: 音声指示を用いたVRフライボール捕球訓練システムの開発, ロボティクス・メカトロニクス講演会2023, 1A2-E22, 2023


